Person

人を知る

涌嶋 紗衣

#05

27歳でマネージャー就任。
目指すのは互いに頼れる「強い」チーム

2020年 新卒入社

プロデュースマネージャー

涌嶋 紗衣

「人の人生に寄り添いたい」という想いの先で、出会ったノバレーゼ

大学では観光系のゼミに所属していて、南九州の地域活性プロジェクトに取り組んでいました。宮崎県北部を担当し、民泊で現地の方のお家に泊まったり、お祭りの手伝いをしたりと、地元の方と深く関わる経験がたくさんあったんです。人の温かさに触れる中で、「こんなふうに誰かを笑顔にできる仕事がしたい」と強く思うようになりました。就職活動ではサービス業を中心に見ていましたが、なかなかピンとくる業界がなくて…。そんな時に、知人からブライダル業界を勧められて。正直それまで全く視野になかったのですが、「人生に一度きりの一大イベントに携われる」って、すごく素敵だなと思ったんです。「人の人生に寄り添える仕事がしたい」という私の軸にぴったりで、そこからブライダル一本で就活を始めました。ノバレーゼとの出会いは合同説明会でした。最初は他社との違いが分からなかったけれど、面接や説明会で出会った社員の皆さんがとにかく素敵で。一就活生の私に真剣に向き合ってくれる姿勢や、今思えば入社2、3年目の若手なのに堂々としていてキラキラしている姿に惹かれて、「この人たちと一緒に働きたい」と思いました。ゼミで地方創生について取り組んでいた私にとっては、歴史的建築を婚礼施設として再生している活動も大きな魅力でした。最終的に、採用担当の先輩に「安心して飛び込んで来い。紗衣が暴れられるフィールドは準備するから。」と言っていただいたことが決め手となって、入社しました。

新卒入社から5年目で、広島地区の婚礼プロデュースを統括するマネージャーに

昨年9月にプロデュースマネージャーに就任しました。もともと広島エリアにはベテランのマネージャーが3人いたのですが、異動でいなくなってしまって。そこに自分が1人で配属されることになったんです。私より年上のスタッフもいるし、広島はノバレーゼの中でも人数が多い地区。目指していたマネージャーへ着任できることの嬉しさと共に「自分に前任マネージャーのような仕事ができるのか」といったプレッシャーも押しかかってきました。最初は「マネージャーになったからには全部できなきゃ」と思い込んで、必死で抱え込んでいました。でも、前任のマネージャーが「私も完璧じゃなかった。頼っていいんだよ」と声をかけてくださって。そこから少しずつ、肩の力を抜けるようになりました。今では、苦手なところは「分からない」と素直に伝えたり、アシスタントにお願いしたり。チームで仕事をするからこそ、自分だけが頑張らなくていいんだと気づけたんです。もともとはプレイヤーでいたいという気持ちが強かったのですが、後輩が増えたことで「どうしたらみんなが楽しく働けるか」と考えるようになりました。自分が前に出るだけでなく、チーム全体の力を引き出すことに意識が向くようになったのは、大きな変化だったと思います。

“全員がどこに行ったとしても活躍できる”そんな強いチームをつくりたい

今の目標は、チームのみんなが安心してお客様や仲間と向き合える環境をつくることです。ノバレーゼのルールや仕組みは日々アップデートされていくので、若いメンバーが多い中でも迷わないように、噛み砕いて分かりやすく伝えることが私の役割だと思っています。ゼネラルマネージャーの想いや会社の方針をしっかり伝えて、同じ方向を向いて走れるチームにしたいんです。広島エリアは新卒1〜3年目のメンバーが多く、経験値や提案力はまだ発展途上。でもその分、素直で吸収力が高い子たちばかりなんです。だからこそ、自分がこの5年で経験してきたことをしっかり伝えていきたい。マネージャーとして育てることはもちろん、時にはプライベートでも支える“心のよりどころ”にもなれたらと思っています。プライベートでも後輩たちとよく遊びますし、「頼ってね」と伝えています。マネージャーだからって壁をつくらず、腹を割って話せる関係性がチームの力になると信じているからです。次のステップはゼネラルマネージャーかもしれませんが、まずは今のチームを、全員が全国で活躍できるレベルの最強のチームにすること。それが、今の私の一番の挑戦です。