Person
人を知る

#08
「人を信じる」カルチャーを基盤に、
ノバレーゼで最高のチームを創り続ける
2020年 新卒入社
レストランマネージャー
渡辺 寛世
根っからのサプライズ好き。兄に勧められて、ウエディング業界へ

ずっとスポーツが好きで、将来は体育の先生になることを夢見ていました。でも、大学受験に何度も失敗し、焦りと不安の中で進路に悩んでいた。そんなとき、仲の良い8歳年上の兄が結婚することに。私の性格をよく知っている兄が「サプライズで人を喜ばせるのが好きなあんたには、ウエディングの仕事が向いてるかもよ」と勧めてくれたんです。その言葉が不思議としっくりきて、「たしかに、自分に合うかもしれない」と思い、ウエディングの専門学校に進むことを決意しました。在学中、たまたま手に取った雑誌で目に飛び込んできたのが、アマンダンブルー鎌倉の美しい写真。その瞬間から、ノバレーゼという会社に強く惹かれるようになりました。実際にアマンダンブルー鎌倉、アマンダンセイル、ノバレーゼ銀座でインターンをさせてもらったことで、その想いはさらに強くなりました。華やかさの裏にある、現場のリアルも少し想像していましたが、それ以上に「人」を何より大切にしているスタッフの姿に心を打たれました。「もう、ここしかない」と強く感じて、就職活動ではノバレーゼ一本に絞って挑みました。
2年ごとに全国の店舗へ。お客さまの言葉に、心が揺さぶられた

入社して以来、各拠点をほとんど2年ごとに回っています。ノバレーゼは全国に店舗があり、勤務先をエリア型と全国型で選ぶことができます。独身の今なら、全国で経験を積めると考え、私は全国型を選びました。レストランサービスに従事する日々のなか、忘れもしないのが、3つめの職場だった広島の料亭三瀧荘。レストラン利用でよく足を運んでくださる常連さまが、「スタッフの入れ替わりが激しいのに、変わらず最高のサービスを提供してくれるね。いつもありがとう」とおっしゃってくださったのです。この言葉を聞いたとき、三瀧荘の歴史を紡いできた先人たちの想いや、先輩方のプライドを想像し、責任感が重くのしかかったような感覚がありました。嬉しさと高揚感が溢れてきたのを、昨日のことのように覚えています。
目指すは「社長」。人の力を信じるカルチャーを、先頭に立って守っていきたい

現在は金沢の辻家庭園で、レストランマネージャーに昇格しました。全国でも有数の忙しさを誇る店舗で、これまでとは客層や地域性も違い、最初はとまどいもありました。でも今ではそれをむしろポジティブに捉えて、毎日新鮮な気持ちでいられています。そしてやはりここでも人に恵まれ、慣れない環境下の中、公私共に支えてくれる仲間がいます。ノバレーゼの魅力は、そんな「人を大切にする」「人の力を信じている」企業文化にあると思っています。就活中からそこに惹かれてこの会社を選び、入社後もその感覚は間違っていなかったと確信する日々。人を大切にすること、人の想いを信じること。それを全員が当たり前のように実践している環境がここにはある。そんな会社に出会わせてくれたノバレーゼに、今度は自分が恩返しをしていきたい、そう思っています。冗談に聞こえてしまうかもしれませんが、私の目標は「社長」。これはただそのポジションを目指しているのではなく、“この文化を守り、さらに広げていくために自分が先頭に立ちたい”という意味です。レストラン、キッチン、ドレス、プランナー…職種の違いを超えて、全ての人が一つのチームとして働く。その一体感こそがノバレーゼの強さであり、そこに責任を持ちたいと思っています。「これは自分の会社だ」「この店舗は自分が背負っている」——そんな当事者意識を持った仲間が増えていく未来を、私はつくりたい。そして、その先頭を走れる存在でありたいと心から思っています。