Person

人を知る

谷藤 友理子

#01

ノバレーゼの新しいビジョンで、
会社を、世の中をアップデートしていく

2008年 新卒入社

営業本部 ディビジョンマネージャー/エリア長

谷藤 友理子

「人のためになりたい」
その想いがノバレーゼにめぐりあわせてくれた

就職活動を始めた頃は、まだウエディングという業界に明確に興味があったわけではなくて、「誰かの役に立ちたい」「人を幸せにする仕事がしたい」っていう、漠然とした思いがありました。福祉なども視野に入れていたんですけど、いろんな業界を見ていく中で、幸せを直接形にできるのがブライダルなんじゃないかって思うようになって。そこからウエディング業界を本格的に考えるようになりました。その中でもノバレーゼを選んだのは、若いうちから挑戦できて、任せてもらえる環境があると感じたからです。「茨の道かもしれないけど、それでも来ますか?」って真っすぐに聞いてくれた面接官がかっこよくて。この人たちと一緒に働きたい、って強く思いました。どの社員も本当に仕事を楽しそうに語っていて、心から誇りを持って働いていることが伝わってきたんです。入社して2年目には「人のために生きよ」という社訓ができて、私がずっと大事にしてきた生き方と会社の理念がぴったり重なっていたことに、ものすごく衝撃を受けました。「あ、私はこの会社に出会うべくして出会ったんだ」って、心から思いました。

思いもしなかったマネージャー就任。
任せてもらえたからこそ、得られたもの

もともと私は、何かのリーダーになりたいとか、責任あるポジションに就きたいと思っていたタイプではありませんでした。学級委員とかキャプテンもやったことがないし、自分には向いていないと思っていたんです。でも、仲間がうまくいかずにお客様にご迷惑をかけてしまったとき、プレイヤーとしてすごく悔しくて。「なんとかしたい」と思っていたら、当時の上司に「じゃあ、仲間のためにもっと仕事をしたいなら、マネージャーをチャレンジしてみたら?」と言われて…まさか自分が、って驚きました。やってみると空回りも多くて、みんなに自分の想いを伝えても、なかなか結婚式のクオリティが改善されず、「なぜ」と苦しくなることもありました。理想の先輩像を無理に演じて、自分らしくないマネジメントでうまくいかず、涙したこともあります。でも、気づいたんです。「私は私らしくていい」って。カリスマ的なマネージャーにはなれないけれど、仲間と一緒にやっていくスタイルが自分には合っていると。苦手なことは頼る。そのことがチームのメンバーの成長にもつながると分かってからは、チームのみんなとの距離も縮まり、みんなにも想いが届き、スタッフも楽しくお客様に向き合えるようになっていると感じました。強く見せることより、自分らしく、目の前の人ととにかく誠実に向き合うことが大事なんだって。任せてもらえたからこそ得られた、人生の大きな学びだったと思います。

“ロマンとパッション”で、
ノバレーゼの会社としての可能性を広げる新たな挑戦

今はポジションとしては、関東のエリアの店舗の統括だったり、全社的な事業のプロデュース部門の担当をしています。それとは別に全社プロジェクトとして、ノバレーゼの新しいビジョンとブランディングを考えるプロジェクトの責任者をしています。きっかけは、社長から「今の時代に合った、わくわくするビジョンをつくりたいよね」と会食をしながら話があり、私もまさに現場の目線からも、今会社にビジョンが必要と感じていた最中だったので、私の想いも伝えたところ、「じゃあ、やろうよ!プロジェクトリーダーを任せる!」とその場で決まって、気づけば6ヶ月間、経営陣、全国から選ばれたスタッフとともに作り上げる全社プロジェクトになっていました。完成したビジョンは「ロマンあふれるアイデアで、胸が熱くなる瞬間を世界中に」。ノバレーゼが創業当初からずっと大切にしてきた“ロマンとパッション”という言葉を、もう一度みんなの心に取り戻して、ブライダルだけでなく、例えば誕生日や記念日、何かのお祝い事だったり、お客様の人生の「胸が熱くなる瞬間」に寄り添える会社として、世の中でノバレーゼの価値が発揮できる範囲をもっと広げたいという想いを込めました。結婚式に限らず、人生のさまざまな場面で、誰かの心を動かすきっかけを届けていきたい。そのビジョンを、800人全員の“自分ごと”にしていくのは簡単じゃない。でもこの会社が大好きだからこそ、ゆっくりでも確実に、みんなが誇りを持てる場所に育てていきたいと思っています。